ボトックス治療が効果的に用いられる多汗症は、局所多汗症の方です。
汗はエクリン腺とアポクリン腺から分泌されます。エクリン腺から汗が分泌されるのは、自律神経から分泌されるアセチルコリンによって刺激されるからです。
ボトックスは、このアセチルコリンの分泌を抑制するため、エクリン腺からの発汗を抑制することができます(従ってボトックスは、アポクリン腺からの発汗の方には効果がありません)。
多汗症のボトックス治療時間は、両手のひら、両足の裏、両脇等、それぞれ15分程度ですみます。入院の必要もなく、当日シャワーを浴びても問題ありません。
ボトックス治療の効果が持続する期間は3ヶ月から長くて1年程度ですので、継続的にボトックス注射をする必要があります。


